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2018年 年頭のご挨拶
あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜りまして、誠にありがとうございました。
昨年の相場環境を振り返りますと、金融緩和政策の継続、10月の衆議院選挙の与党大勝などを受けて、日経平均株価は実に25年ぶりの高値を更新しました。投資家の皆さまにおかれましても、実りの多い一年だったのではないかと存じます。
このような中、弊社は、総合口座数ではインターネット証券で唯一となる400万口座を達成いたしました。これもひとえに多くのお客さまのご愛顧の賜物と感謝申し上げます。
さて、金融業界は近年、大きな変化の中にあります。金融とITが融合したFinTechと呼ばれる新たなサービスが次々に生まれ、これまでの金融サービスを置き換え得る存在となってきました。
また、証券業界に目を向けますと、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」「つみたてNISA」など、「貯蓄から資産形成へ」を後押しする制度が充実してきております。
技術・制度両面において、金融サービスの利便性は急速に向上しております。弊社としても、最先端の金融サービスを皆さまにご提供していかなければと、日々身の引き締まる思いでおります。
このような中、弊社は経営理念である「顧客中心主義」のもと、「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」を提供するべく、以下のとおり、昨年もさまざまなサービスの向上に取り組んでまいりました。
・国内株式取引手数料の大幅引下げ
・投資信託積立買付手数料の実質無料化(全額キャッシュバック)
・テーマを選ぶだけで複数の企業に簡単に投資ができる、「S株Now!」の開始
・ロボアドバイザー「WealthNavi for SBI証券」、「THEO+(テオプラス) SBI証券」の開始
本年も、金融イノベーターとして革新的なサービスを提供するとともに、資本市場の担い手として社会に貢献するべく、以下の施策を実行してまいります。
・「顧客本位の業務運営」におけるベスト・プラクティスの追求
・FinTechを始めとする新機軸の導入による、画期的なサービスの提供と取引コストのさらなる低減
・IPOなどの法人ビジネスの強化と、それによる新産業/新領域への魅力的な投資機会の提供拡大
・地域金融機関との連携を通じた、地方創生への取組み
本年の干支は「戌」でございます。相場の格言では、『申酉騒ぐ』に続いて、『戌笑い』と続きます。昨年、一昨年を振り返れば、ブレグジット、トランプ相場、欧州での選挙や北朝鮮問題など、確かに波乱に富んだ申年、酉年でした。2018年に目を向けますと、昨年末にはトランプ政権による法人税の大幅減税案が議会を通過するなど、『笑う』相場への条件は着々と整いつつあるように思われます。弊社といたしましても、皆さまの資産形成のお役に立てるよう、社員一同誠心誠意努めてまいりますので、引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
本年が皆さまにとって幸多い年となることを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
平成30年 元旦
株式会社SBI証券
代表取締役社長